【V12エンジンを1,000kgの超軽量ボディに搭載!?】
マクラーレン「F1」の産みの親であるゴードン・マレー氏が立ち上げた新会社が計画しているとみられる、新型スーパーカーの新情報を入手しました。
「F1」は、同ブランド創設者ブルース・マクラーレン氏の夢であった「マクラーレンの名を冠したロードゴーイングカー」を実現するべく、自動車デザイナーのゴードン・マレー氏が手がけ、1993年から1998年まで生産されました。新車価格は当時破格の1億円だったことでも有名な伝説のスーパーカーです。
ゴードン・マレー氏は2017年に少量生産の自動車メーカー、「ゴードン・マレー・オートモーティブ」を立ち上げると発表。「F1」の再来を目指すと語っていました。一方、マクラーレンは、2018年10月、1050psを発揮するハイブリッドモデル、「スピードテール」を初公開。マクラーレン史上最速で、「F1」の後継モデルと伝えられています。
しかしマレー氏は、米「Road&Truck」誌のインタビューで、「これまで真のF1後継モデルは造られていない。それはシングル・パーソン・フォーカスデザインにより、軽量で、ドライバーのフィードバックに焦点を当て、かつV12サウンドを奏でる時に誕生する」と答えており、自ら制作することに自信をみなぎらせているようです。
入手した最新情報では、このスーパーカーは、カーボンモノコックを採用し、「F1」の2,244ポンド(1,108kg)より軽量の2,204ポンド(1,000kg)程度となる見通しです。またマニュアルギアボックスと組み合わせたV型12気筒NAエンジンを搭載しますが、3シーターレイアウトの採用は未定のようです。
ワールドプレミアは、2020年が予想されており、2019年内にはスペックなど詳細をつかめるかもしれません。
(APOLLO)