世界を代表するハッチバック、VW「ゴルフ」の次期型(Mk8)プロトタイプをカメラが捉えました。
初代「ゴルフ」は、1974年に欧州Cセグメントハッチバックとして誕生、以降2012年に登場した第7世代まですべて日本でも発売され、その知名度は圧倒的です。ハッチバックにおける世界累計販売台数では世界一位であり、コンパクトカーのベンチマークとして人気を博しています。
次期型では「MQB」プラットフォームを採用し、45kg程度の軽量化を図ると共に、全幅やホイールベースが拡大されると予想されています。豪雪のスカンジナビアで捉えた開発車両は、ヘッドライトの一部が露出。新デザインのデイタイムランニングライト、段差のあるアウトラインが見てとれます。またテールライトのグラフィックも刷新されているのが確認できます。
室内では、高精細タッチスクリーンやフルデジタルクラスタが採用され、常時インターネットに接続可能となるはずです。
パワートレインは、1.0リットルTSI直列3気筒、1.5リットルTSI直列4気筒などをラインアップ。目玉は2.0リットル直列4気筒の48Vマイルドハイブリッドモデルです。
VWは次期ゴルフへのマイルドハイブリッド搭載を正式に発表しており、高速道路など低負荷走行時にエンジンを停止し、惰性走行することが可能で、100km走行あたり燃料を最大0.3リットル節約するといいます。
新型ゴルフは2019年6月から生産予定で、9月のフランクフルトモーターショーがワールドプレミアの場となる可能性が高いです。また、3ドアとワゴンに関して廃止の噂があり、その行方が注目されます。
(APOLLO)