ジュネーブショー史上最高価格の20億円! ブガッティ「ラ ヴォワチュール ノワール」が初公開

【最高出力は1,500ps! 価格もパワーも超弩級のワンオフモデル】

ブガッティは、究極のスーパーカー「ラ ヴォワチュール ノワール」をジュネーブモーターショー2019にて発表しました。

「黒い車」を意味する「ラ ヴォワチュール ノワール」は、ハンドメイドのカーボンファイバー製ボディでグロスブラックに仕上げられています。フロントバンパーはボディと一体化され、サイドウィンドウはヘルメットバイザーからヒントを得ています。テールエンドには巨大なエアアウトレットを装備し、LEDストリップライトがあしらわれています。またアグレッシブなディフューザーの上部には、円形の6連エキゾーストパイプが強烈なインパクトを放っています。

パワートレインは、「ディーヴォ」から流用された8.0リットルW型16気筒クワッドターボエンジンを搭載。最高出力は1,500ps・最大トルク1,600Nmを叩き出します。

このワンオフモデルは「シロン」をベースに制作されており、創業者の長男ジャン・ブガッティが1930年代に4台のみ生産した「Type 57 SCアトランティック」へのオマージュとして誕生しました。同ブランドCEOステファン・ヴァンケルマン氏は「究極のGT」と語っています。

フォルクスワーゲンの元CEOであり、ハイエンドマシンのコレクターでもあるFerdinand Piech氏のために制作されており、価格は税込みで1,670万ユーロ(約20億円)と、ジュネーブモーターショー史上最高額に設定されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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