五郎丸選手も登場! 今、ボートショーでスーパーラグジュアリーカーが人気のわけ

■クルマのショーより「ジャパン・インターナショナル・ボートショー」が華やか!?

世界各国で開催されている自動車の祭典「モーターショー」。

自動車メーカーは1地域1ヵ所に出展するメーカーが増え、アメリカはデトロイトモーターショーよりLAショーのほうが盛り上がりつつある感じがし、さらに言えばデトロイトモーターショーもラスベガスで開催されている家電見本市「CES」に日程が近く、そちらに出展する自動車メーカーが増えたため、2020年からは1月の開催から6月に変更することが決まっています。

世界の3大モーターショーであるパリもフランクフルトも例外ではなく、去年の「パリサロン」でも出展を見送るメーカーがチラホラ。その中で安定しているのは中国・北京&上海ショーと、現在開催中の「ジュネーブモーターショー」。

私も個人的にジュネーブモーターショーは、会場がコンパクトで歩きやすいし見やすく、スポーツカーやラグジュアリーカーの出展も多くて会場も華やか。クルマ好きの原点に戻れる感じがします。

・ボートショーは楽しいコンテンツが盛りだくさん!

そんな「ジュネーブショー」と毎年同じ時期に日本国内で開催される「ジャパン・インターナショナル・ボートショー」。

日本国内で最大のボートショーですが、年々規模を拡大し、現在は本会場であるパシフィコ横浜の他に横浜ベイサイドマリーナでも大型ボートやヨットなどを実際に海に浮かべて乗り込むことができます。この2会場はシャトルバスかシャトルボートで移動も可能。

そしてボートショー開催初日には「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2018」の発表&表彰式も行われます。すでに部門賞として、

小型艇部門 クリスクラフト カプリ21
中型艇部門 ヤマハ SR330
大型艇部門 フレミング65
PWC部門 BRP シードゥ RXT-X300
ベストバリュー部門 リーガル19サーフ
ベストファン部門 クリスクラフト カプリ21
ベストフィッシング部門 ヤンマー EX34
特別賞 トヨタ ポーナム―28V ハイブリッド/カスタムオーダーメードボート

が発表されていますが、この中から「2018年のイヤー・ボート」が決定します。すでに投票は終わっていて、ここでは開票して発表。ドキドキする開票の後、大賞は私も点数を投じた「クリスクラフト カプリ21」に決定!

「カプリ21」クラシカルでお洒落なデザインとインテリア、そして加速した時の高揚感はまさに海の上のスポーツカー。2位に大差をつけての受賞です。

会場には今年の受賞艇のほか、来年のボートオブザイヤー候補の新型艇も展示されています。

そして「ジャパン・インターナショナル・ボートショー」で、このところ目を楽しませてくれるのはスーパースポーツカーの世界。

去年、このボートショーで3台のクルマを販売したという「マクラーレン」は、今年はいくつかのショールームから人員を動員し、万全の体制(?)で臨んだとか。

「東京モーターショー」は約10日ほどと開催期間が長く、メーカーやインポーターの負担が大きいことと、その場でクルマを販売できないこともあって、なかなか販売の現場は動きにくいという側面もあります。一方のボートショーでは、その場でクルマを販売することができるほか、ボートのオーナーさんは、気軽に数千万円のクルマをポンと買う方も多いらしく、実売に直結しているのです。

そのため、各社気合が入っています! 今年もマクラーレンは、展示モデルに「720S」と「720Sスパイダー」の2台。ほかに試乗車に全モデルを用意しているとか。

また、「アストンマーティン」も「DB11ヴォランテ」と「ヴァンテージ」を展示。特に白いボディカラーに紫のシート&オレンジのステッチのインテリアのコーディネートはお洒落~。まさにこんなクルマが似合う女性になりたいものです。

他にも「ロールスロイス」や「ベントレー」など、東京モーターショーには出展していないラグジュアリーカーが多数。確かに、こういう風に実車を見る機会があれば、欲しくなるのかも。

また、女性でも楽しめるプログラムも充実しています。

3月9日13時~13時45分に「海で映えるメイクアップ講座」や、同じく9日16時~16時45分は「美容クリニック医師が教える日焼け対策」。3月10日(日)14時~14時45分は「海を描こう、親子で楽しむポーセラーツ」などが開催され、基本は無料、一部講座は材料費がかかるものもあるようですが、それでも楽しそう!

そしてなんとなんと! 「JMIA(日本マリン事業協会)」では今年から2021年までの2年間、マリンアンバサダーにラグビーの五郎丸歩選手が就任。今後、マリンイベントに参加されるそうです。偶然お見かけしましたが、実物の五郎丸選手、想像以上に背が高く素敵でした。

(吉田 由美)