MINIのフルEV「MINIエレクトリック」はBMW「i1」と兄弟モデルに。デビューは今秋?

●オリジナルに倣って(!?)充電口はリアウィンドゥ下のボディに装備

MINIのフルEV「MINIエレクトリック」(仮称)の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。

キャッチした開発車両には、エンジン冷却のためのフロントグリルは無く、ドアの「Electric Test Vehicle」のステッカー、エキゾーストパイプのないリアエンドからEVモデルと判断できます。

パワーユニットはBMW「i3」に搭載されている最新の42.2kWhサイズのバッテリーが使用される予定で、最高出力170ps・最大トルク250Nmを発揮、0-100km/h加速は7.3秒のパフォーマンスが予想されています。1度の充電で400kmの航続が目安となるでしょう。

MINIエレクトリックの充電口はフロントグリルではなく、リアウィンドゥ下のボディに備えられているのも特徴といえます。またプラットフォームを始め多くのコンポーネントを、近い将来発売されるとみられるBMWの最小EV「i1」と共有する可能性が高いようです。

キャビン内では、MINI初となるデジタルクラスターが採用されます。楕円形デジタルディスプレイを搭載し、MINIとの差別化が図られます。ワールドプレミアは早ければ今秋、遅くとも年内にはお目見えしそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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