●オリジナルに倣って(!?)充電口はリアウィンドゥ下のボディに装備
MINIのフルEV「MINIエレクトリック」(仮称)の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
キャッチした開発車両には、エンジン冷却のためのフロントグリルは無く、ドアの「Electric Test Vehicle」のステッカー、エキゾーストパイプのないリアエンドからEVモデルと判断できます。
パワーユニットはBMW「i3」に搭載されている最新の42.2kWhサイズのバッテリーが使用される予定で、最高出力170ps・最大トルク250Nmを発揮、0-100km/h加速は7.3秒のパフォーマンスが予想されています。1度の充電で400kmの航続が目安となるでしょう。
MINIエレクトリックの充電口はフロントグリルではなく、リアウィンドゥ下のボディに備えられているのも特徴といえます。またプラットフォームを始め多くのコンポーネントを、近い将来発売されるとみられるBMWの最小EV「i1」と共有する可能性が高いようです。
キャビン内では、MINI初となるデジタルクラスターが採用されます。楕円形デジタルディスプレイを搭載し、MINIとの差別化が図られます。ワールドプレミアは早ければ今秋、遅くとも年内にはお目見えしそうです。
(APOLLO)