●日欧合作!? プロパイロットも搭載する新型「ルノー・キャプチャー」
欧州No.1サブコンパクト・クロスオーバーSUV、ルノー「キャプチャー」次期型の最新プロトタイプを、厳冬のスカンジナビアでカメラが捉えました。
目撃したテスト車両はフロントバンパー右部分だけカモフラージュを開放。コーナーエアインテークが初めて露出しています。アーキテクチャには、発表されたばかりの新型「クリオ」と共有する「CFM-B」プラットフォームを採用し、軽量化を図ります。
またホイールベースの延長や、Cピラー以降のデザインが大刷新されるとみられます。キャビン内は新型「メガーヌ」の影響を強く受けます。センターに縦型の9.3インチ・インフォテインメント・タッチスクリーンを配置し、デジタルクラスタの採用も確実視されています。
パワートレインの注目は、ルノー史上初となる市販PHVモデルの設定です。日産が開発した1.6リットルガソリンエンジンと9.8kWhのバッテリー、および電気モーターをベースとし、EV走行では約30マイル(約50km)の航続となります。さらにマイルドハイブリッドディーゼルのオプションも設定され、電動化が加速します。そのほか、ルノー・日産・ダイムラーの共同開発による1.0リットル直列3気筒、及び1.3リットル直列4気筒のターボチャージャーガソリン/ディーゼルエンジンがラインアップされるでしょう。
安全技術では、日産「プロパイロット」を搭載し、このセグメントのSUVとしは初の半自立機能を備えます。ワールドプレミアは、2019年9月のフランクフルトモーターショーが有力です。
(APOLLO)