新型BMW 1シリーズのプロトタイプをキャッチ。光るドアトリムを装着したド派手な車内を激写

●FF化される新型1シリーズ。車内は3シリーズに酷似もゴージャス感がアップ!?

BMWのエントリーモデル「1シリーズ」の新型プロトタイプをカメラが捉えました。また今回は、カモフラージュされていないコックピットおよびドアトリムなどキャビン内を初めて撮影に成功しました。

キャビン内で注目は、ブルーに光る、アンビエント照明システムを備えたファンキーなドアトリムです。コンパクトモデルながらも、ゴージャス感がアップされています。またワイドなインフォテインメントディスプレイ、その下にツインレジスター、スイッチ類を配置。ギアシフターやiDrive コマンドダイヤルなど新型「3シリーズ」と酷似したレイアウトが見てとれます。

エクステリアを見ると、大径ツインエキゾーストパイプ、スポーティなリアバンパー、分厚いリアスポイラー、ブルーのMブレーキキャリパーなどからも、高性能「M140i」とみらます。パワートレインは直6ではなく、「X2 M35」にも搭載されている2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを採用、最高出力は340psが予想されます。

そのほか、140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ツインパワーターボ、最高出力195psを発揮する2リットル直列4気筒ツインパワーターボをラインアップ。高性能モデルには、「M140i」のほかに「M135i」や「M140iX M Performance」が設定される予定です。

BMWは先日、現行モデルにFRの「M140i Final Edition」を設定しましたが、新型ではFFに切り替えられます。プラットフォームは「UKL1」という情報もありますが、フロントホイール・ドライブ用「FAAR」の採用が有力と見られます。「FAAR」はBMWが今後発売する「2シリーズ」ファミリーにも順次採用される予定です。

ワールドプレミアは、9月のフランクフルトモーターショーが有力です。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる