【新車】「ジープ・レネゲード」がマイナーチェンジ。洗練された外観デザインに一新し、高出力で高効率の新1.3Lエンジンを搭載

●新世代の1.3L直列4気筒「マルチエア2」エンジンを搭載する新型「ジープ・レネゲード」

フィアット500Xとプラットフォームを共有するジープ・レネゲードがマイナーチェンジを受け、2月23日から発売されます。フロントとリヤまわりのデザインが刷新され、フロントフェイシアのデザインとカラーが一新され、写真からも分かるより精悍な顔つきになっています。

フロントヘッドライトとリヤコンビネーションランプは新型ラングラーにインスピレーションを得たという、印象的な意匠に変更され、モダンな表情を生んでいます。

機能面も進化。新設計のヘッドライトは、デイタイムランニングライトをはじめ、ハイビームとロービーム、フォグランプのすべてがLEDに統一されています。従来のキセノンヘッドライトに比べて明るさは20%向上し、視認性が向上。ほかにも外観では、ドアミラーの色がシルバーからグレーに変更(リミテッド)されたほか、新たなホイールデザインを採用。

エンジンも新しくなり、従来の1.4L直列4気筒マルチエアエンジンから新世代の1.3L直列4気筒「マルチエア2」エンジンを搭載。0.1Lダウンサイジングされた新型エンジンは、セントラルダイレクトインジェクション、インタークーラー付ターボチャージャー、START&STOP機能が搭載され、優れたパフォーマンスと低燃費を両立したとしています。

エンジンスペックは、Limited(リミテッド)の場合で、従来型よりも11ps増となる最高出力151psを発生。最大トルクは40Nm増となる270Nmを発揮します。燃費性能についても実用燃費に近いWLTCモードで13.5km/Lを達成。

装備内容も見直されています。ドアミラーにオート格納機能が追加されたほか、オーディオナビゲーションシステムの「Uconnect」には、地上デジタルTVチューナーが標準装備化されたほか、全車でカーエアコンの冷媒使用量を減少させるなどして、環境面にも配慮されています。

グレード構成は、従来どおり「Longitude(ロンジチュード)」「Limited(リミテッド)」「Trailhawk(トレイルホーク)」の計3モデルの導入が予定されていて、トップバッターとしてレザーシートなどの充実した装備により高い快適性を誇る「リミテッド」が2月23日から登場。エントリーモデルの「ロンジチュード」と、4WD仕様の「トレイルホーク」は今春の発売予定とされています。「リミテッド」の価格は、3,550,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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