●EVスポーツ「ミッションE」から継承されるフロントエンドを備える「929」
ポルシェの未来を占うコンセプトモデルを、デザイナーのデビット・バン氏が提案しました。
「929」と名付けられたコンセプトカーは、「9 to 9」を意味し、ポルシェの頭文字「9」で始まりその未来を意味しているようです。イラストからもわかる通り、単なるスポーツカーとしてではなく、次世代移動手段(トランスポーター)として捉えており、その「速さ」「時間」「チェックインの過程」「室内空間」などを飛行機、高速列車と比較。いかにポルシェが優れているかを示しています。
コンセプトモデルでは、最大限の空力抵抗を生み出す、鋭くスリムなスプリッターを備えるローノーズ、リアフェンダーからテールライトへ続くスムーズなボディライン、Aピラーからテールエンドまで伸びる滑らかなルーフなどで構築され、同ブランド初のEVスポーツ「ミッションE」から継承されるフロントエンドとなっています。長いホイールベースからは、同セグメントでは圧倒するラグジュアリーな室内空間が提供されるはずです。
プラットフォームにはアウディとポルシェが共同開発した「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を採用。「レベル4」以上の自律運転技術を搭載したEVが予想されます。
(APOLLO)