マツダ・CX-8が2018年の「3列シートSUV」販売台数ナンバー1に。1年で30,679台を販売

●月間販売計画台数の約2倍を通年で販売。セグメントをリードするマツダ・CX-8

2019年1月現在、3列シートを持つSUVは、三菱・アウトランダー、レクサス・RX450hL、トヨタ・ランドクルーザー/ランドクルーザー・プラド、日産・エクストレイル、ホンダ・CR-Vなどの国産勢のほか、ランドローバー・ディスカバリー、プジョー・5008、メルセデス・ベンツ・GLSなどの輸入車もあり、かなりのモデル数になります。

マツダは、クロスオーバーSUVのCX-8が国内3列シートSUV市場における2018年販売台数第1位(30,679台)を獲得したと発表しました(つまり、輸入SUVは含まれていません)。月平均で約2556台売れている計算になり、2列シートSUVのCX-5もラインナップすることを考えると十分に健闘しているといえそう。なお、CX-8の月間販売計画台数1,200台です。

国産3列シートSUVの2018年の販売台数は2017年比で180%を超える成長をしているそうで、中でもCX-8は約50%の割合を占めるセグメントをリードするモデルになっています。そのほか、平成29年度のJNCAP自動車アセスメント衝突安全性能評価において「衝突安全性能評価ファイブスター賞」を最高得点で受賞。さらに、同アセスメントの予防安全性能評価においても平成29年度最高ランクとなる「ASV++」を満点で獲得するなど、高い安全性能も好調の理由といえそう。

ユーザーからは「多人数乗車を可能としながら、かっこよさを感じる」「乗り心地のよさや静粛性は想像以上」「3列目は座り心地も広さも十分」といった評価が得られているそうです。

2018年10月には、ディーゼルエンジン仕様に加えて2種類のガソリンエンジンも追加され、マツダではさらなる拡販を期待しているはずです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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