3月デビューの新型・アウディ「RS7」、超加速力を雪中で披露

●公開直前のアウディ「RS7」、トップモデルの最高出力は700ps超

アウディの5ドアスポーツ、「A7」の頂点に君臨するハイパフォーマンスモデル新型「RS7」のプロトタイプが、豪雪のスカンジナビアを駆け抜けました。

白銀に現れたプロトタイプは、新型「A7」と同様のヘッドライトやテールライトを装着していますが、わずかにワイド化されたフェンダーを持ち、三角の大型コーナーエアインテーク、ハニカムメッシュ・グリル、深さのあるサイドスカート、20〜21インチ・Vスポークホイール、高性能ブレーキシステムのほか、かなり大径のツインエキゾーストパイプを装備しています。

「A7」は、2009年のデトロイトモーターショーにて「スポーツバック・コンセプト」を公開。2010年に「A7 スポーツバック」として発売された5ドアスポーツバックで、ランボルギーニ「ミウラ」を意識したという流麗なボディシルエットが特徴となっています。

「RS7」のパワートレインは、ポルシェ「パナメーラターボ」と共有する4リットルV型8気筒を搭載します。現行モデルの最高出力560psから650psへ、最大トルクは800Nmへ向上すると見られます。

しかし、目玉はポルシェ「パナメーラターボS-Eハイブリッド」から流用される、初のPHEVモデルです。パナメーラでは最高出力が680psでしたが、RS7ではリチウムイオンバッテリーと電動モーターによる150psと内燃機関の550psにより、最高出力は700psを超えるとも噂されています。クワトロ4WDと8速Sトロニックが標準装備となるでしょう。最新情報では0-100k/h加速を3.5秒で到達するといいます。これはブガッティ「EB110」やフェラーリ「458イタリア」と同レベルです。

室内には、ボディラッピングシート、レザーとカーボンファイバートリム、フラットボトム・ステアリングホイールなどを装備します。順調にいけば、ワールドプレミアは2019年3月のジュネーブモーターショーとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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