アウディの新型クーペSUV「Q4」プロトタイプをキャッチ。寝かされたDピラーが特徴的

●偽装が軽くなり、生産モデルに近づいたアウディ「Q4」のプロトタイプ

アウディの新型クロスオーバー・クーペSUV「Q4」(またはQ3スポーツバック)の市販型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。前回は全体にマスクがほどこされた上、現行パーツを装着していましたが、今回は生産モデルと思われます。

アウディお得意のカモフラージュで現れたプロトタイプのリアビューは、Dピラーが寝かされたクーペルーフ、「Q3」と異なるテールライト、Q3より大型化されたバンパーのエアアウトレットなど、かなりアグレッシブです。

フロントエンドでは、Q3同様のヘッドライトが見てとれますが、グリルは「RS Q8」ばりのメッシュデザインを採用、コーナーエアインテークなど随所に専用のスポーティデザインが与えられているようです。

「Q4」のプラットフォームには、新型「Q3」と共有する最新の「MQB」を採用。リアウィンドウを寝かせたクーペスタイルのクロスオーバーSUVで、車格的には「Q3」と「Q5」の間に位置します。全長は少なくとも177.1インチ(約4,500mm)と推測され、Q3よりわずかに大きく、ライバルのBMW「X2」より余裕をもったキャビンスペースとなりそうです。

パワートレインは、1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ/ディーゼルターボエンジン、2リットル直列4気筒ガソリンターボ/ディーゼルターボエンジンなどのラインアップが予想されます。頂点には、2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力400psの「RS」が設定される可能性も高いとみています。

ワールドプレミアは2019年内のモーターショーが有力で、ハンガリーのジュエール工場で生産が予定されています。価格は、エントリーモデルで3万2000ユーロ(約410万円)程度になるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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