●実用性も予算も現実的。ジムニーシエラをピックアップトラック化
東京オートサロン2019にて、ジムニーシエラをベースにボディ後半をフルメイクし、トラックにしたカスタム車両『エヌズ・ステージ リトルモンスター』を発見しました。
注目すべき点は単純にフロントシート以降が荷台になっているわけではないところ。シート背面にも荷物を置くためのスペースを設けたエクストラキャブ仕様になっているのです。
このため室内空間に狭さはなく、快適に運転できそうな仕様になっています。
一方で荷台を見てみると、これまでのジムニーベースのトラック仕様で一般的だった、軽トラックの荷台移植型ではありません。しっかりと成形された専用のボディパネルを持っているのが興味深い点です。
荷台そのものは広いとは言えませんが、エクストラキャブ部分下部はトンネル状に掘り込まれているため、想像以上に大きな荷物を搭載することができそうです。
エヌズ・ステージではユーザーからの要望があればこのトラック仕様を作ることも可能とのこと。カスタム予算の目安としては車両代とは別に120万円程度になるようです。
意外や現実的な価格でこの個性的なボディが手に入るということがわかりました。
(写真・動画・文/ウナ丼)