●8本出しは伊達じゃない!? ユーザー好みのマフラーを製作するセンスブランド
東京オートサロン2019のセンスブランドのブースでは、リヤバンパー部がマフラー構成パーツで埋め尽くされている200系クラウンを発見しました。
しかもよく見ればボディ側面にもサイド出しマフラーが左右一本ずつ備わっています。
リヤバンパー部の出口とサイド出口を合計すると何と8本出し仕様であることがわかりました。幕張メッセの会場では数多くのカスタムカーが出展されていますが、さすがに8本出し仕様というのはいないでしょう。
つまり東京オートサロン2019のマフラー出口数グランプリ(というものは存在しませんが)でトップということになります。
その機構はかなり複雑なことになっています。エンジンから2本で出てきたメインパイプは途中でさらに2本に分かれ、左右のサイド出しマフラーにまずは分岐します。
その後ボディ後半に伸びていったメインパイプは、そこでさらに分岐して4本に分かれてテール部分に向かいます。その4本がバンパー部で左右下部のマフラー出口に導かれます。
残り2本はバンパー中央の2本に直結します。
というわけでバンパー端部の左右上段はダミーということになりますが、それでも堂々のトータル6本出し仕様なのでした。
ちなみにこのマフラーは製品ではありませんが、センスブランドではユーザーの好みに応じてあらゆる形のマフラーを製作してくれるそうです。
(写真・動画・文/ウナ丼)