時間のない人、気の短い人に最適!自動車メーカーのブースの見どころを、超手短に紹介していきます!
東棟ホール8に、トヨタGAZOO RACINGのブースがあります。
このブースの注目点はやはり新型「スープラ」です。新型スープラには、未だ偽装デカールが張られてはいるものの、手を伸ばせば届きそうなキョリに存在している姿を見ると、曲面を多用したデザインだというのが良く分かります。この「人気スポーツカー」の復活は、クルマ好きにとってココロが躍りますよね。
偽装スープラの横には、SUPER GT参戦を意図したような「スープラ SUPER GT CONCEPT」が展示されています。GAZOO RACINGカラーが施されたボディは、ド派手なフロントバンパー、オーバーフェンダー、リアディフュザー、リアウイングなど、近い将来、SUPER GTでの活躍が期待できるマシンです。
その背後には、歴代のSUPER GTマシンたちが並び、復活ムードを盛り上げています。こういう演出は、新旧のスープラファンにとっても、たまらなく嬉しいものですね。
昨年、トヨタのモータースポーツは、トヨタ・ヤリスWRCにて参戦したWRCでメーカーチャンピオンを獲得、ル・マン24時間耐久レースにてTS-050ハイブリッドにて制覇、日本車初の1-2フィニッシュを飾るなど、大成功を収めました。そのマシンが鎮座するエリアも人だかりの山、マシンを見ると優勝したときの感動がよみがえります。
お客様が多すぎて身動きがとれないこともあるトヨタブース、それでも見ておく価値は十分にあります。ぜひ隅々まで見て回ってみてはいかがでしょうか?
(文:吉川賢一/写真:鈴木祐子)