映画007の主人公、ジェームズ・ボンドの愛車として知られている英国のプレミアムスポーツカーブランド、アストンマーティン。このアストンマーティンが東京オートサロン2019に初めてブースを構えました。
展示車はエントリーモデルであり、WECなどレースシーンで活躍しているヴァンテージ。そして、新世代アストンマーティンの幕開けを告げるモデルであるDB11をベースにサブブランドAMRがチューニングを施したDB11 AMRの2台を展示しています。
AMR(アストンマーティン・レーシング)はメルセデス・ベンツで言えばAMGに当たるサブブランドで、これまでのアストンマーティンが行ってきたレースの血統を反映し、モデルラインナップ全体にわたってスポーティな資質を強化し各モデルのフラッグシップモデルとなっています。
今回出展されたDB11 AMRは搭載される5.2LV12ツインターボエンジンの最高出力は639ps、最大トルクは700Nmにパワーアップ。最高速度は334km/hまで高められています。さらに、排気音にもこだわり、個性的なエキゾーストを奏でてくれます。
一方のヴァンテージはベイビーアストンとしてエントリーモデルとして安定した人気を誇っています、全長約4.5mのコンパクトなボディに最高出力503ps、最大トルク685Nmを発生する4L V8ツインターボエンジンを搭載。最高速度314km/hというパフォーマンスを発揮します。
AMRというファクトリーカスタムブランドの認知拡大のために、東京オートサロン2019に出展したアストンマーティン。クルマ好きにアストンマーティンAMRというとんでもないハイパフォーマンスモデルは広く知れ渡ったことでしょう。
(萩原文博)