●「我慢の軽」から「指名買い」されるクルマになったN-BOX
現代の国民車といえるほど売れまくっているホンダN-BOX。ターボ車の最上級グレードだとコミコミ250万円コースくらいになると思われます。それでも売れるわけですから、その人気ぶりには驚かされます。
もはや軽自動車を我慢のクルマとして購入しているのではなく、指名買いが多いクルマになっている証しともいえそうです。
2019年1月10日、ホンダは「N-BOX」シリーズの2018年暦年(1月〜12月)における販売台数がN-BOXシリーズとして過去最高の241,870台となったと発表しました。これにより、軽四輪車新車販売台数では4年連続、登録車を含む新車販売台数でも2年連続となるトップとなっています。なお、2017年は218,478台、2016年は186,367台、2015年は184,920台。
現在のN-BOXシリーズは、「N-BOX」「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」の2モデルで、幅広い層から支持されているそう。
ホンダN-BOXは、軽乗用車最大級(2017年8月時点。室内長、室内幅、室内高に基づく。ホンダ調べ)のキャビンや、新型になりさらにクオリティアップが果たされた存在感のあるデザイン、全タイプに標準装備(未装着仕様もあり)された安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ・センシング)」などが人気の理由としています。
さらに、N-BOX SLASHは、個性的なルーフデザインや、豊富なラインアップを誇るユニークなインテリアデザインや本格的な重低音を楽しめるサウンドマッピングシステムなどが好評だそうです。
(塚田勝弘)