【2代目マークX GRMN】V6 3.5Lエンジンに専用6MTをセット。カーボンルーフも用意したファクトリーチューン

●2代目となるマークX GRMNは先着350台限定で価格は513万円

トヨタはマークX GRMNを3月11日から発売すると公表しました。

マークX GRMNはトヨタガズーレーシングがプロデュースするスポーツカーシリーズ『GR』の頂点に立つ数量限定モデルです。これまでヴィッツや86、iQなどで多く展開されてきた仕様となります。

ちなみにマークX GRMNは今回が2代目。初代は2015年に限定100台で発売しています。

ベースとなったのはV6・3.5Lエンジンを搭載する350RDS。これに6速マニュアルトランスミッションを組み合わせました。エンジンの制御コンピューターも変更が施されています。

また今回の2代目ではファイナルギア比を4.083から3.615へと変更するなどしています。

ボディ全体には初代GRMNに対して252ヵ所のスポット溶接追加がなされています。初代が16打点追加でしたから、ノーマル比では268ポイント加えてあることになります。

サスペンションには新開発のスウィングバルブアブソーバーを採用した専用サスペンションも設定しています。4本出しマフラーや19インチのBBS製鍛造アルミホイールなどは、GRMNならではの専用装備となります。

ブレーキキャリパーはホワイト塗装でフロントのみGRロゴが入っています。

インテリアではカーボン調加飾とピアノブラック塗装を組み合わせたインストルメントパネルや、ウルトラスエード表皮の専用フロントスポーツシートなどを採用しています。

ルーフパネルにカーボン素材を用いて軽量化を図ったカーボンルーフパネルを27万円のオプションで設定しました。これにより約10kgの軽量化となります。

気になる価格は513万円で、先着350台の限定販売です。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
続きを見る
閉じる