【2代目マークX GRMN】V6 3.5Lエンジンに専用6MTをセット。カーボンルーフも用意したファクトリーチューン

マークX GRMNをF1参戦経験もあるレーシングドライバー・井出有治選手が乗りましたので報告してもらいます。

場所は袖ヶ浦フォレストレースウェイです。

エンジンは、回転がストレスなく上がっていく感じが気持ち良いものでした。音もリニアに上昇していくのがいいですね。
6速MTもシフトチェンジをした際のゲートに入る感じが気持ちよく、サーキットを走る上でもシフトチェンジ動作で(走行に)リズムをつけることができました。楽しく走ることができる環境になっています。
また、ボディ剛性の高さは走り始めてすぐに気づきました。今日は初代マークX GRMNとも乗り比べたのですが、この2代目での剛性アップははっきりわかります。特にハイスピードコーナーで荷重が大きくかかるようなコーナーでもきちんと車体が、その重さを受け止めてくれていることが実感できました。
ドライバーがステアリングを切った際に(ボディ剛性があがっているおかげで)敏感に反応してくれますし、ブレーキング時も車体が安定してます。
いつでも安心感が高いので市街地からサーキットまで、余裕を持って楽しめると思いますよ

●主要データ
エンジン形式:直列6気筒NA
排気量:3456cc
最高出力:318ps/6400rpm
最大トルク:38.7kgm/4800rpm
トランスミッション:6速MT
全長・全幅・全高:4795・1795・1420mm
ホイールベース:2850mm

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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