●新型ISには「IS F」が復活?
レクサスのミッドクラス・4ドアスポーツセダン「IS」次期型の情報を入手しました。次期型には、かつて設定されていた最強モデル「IS F」が復活する可能性が高いこともわかりました。
1999年、トヨタ『アルテッツァ』のレクサス版として「IS」を欧州でデビューさせました。その後北米などグローバルモデルとして人気を博し、2005年の第2世代で日本市場へ投入されています。第3世代となる現行モデルには、初のハイブリッドを設定し、2013年に発売されました。「F」は2007年の第2世代モデルに設定されていたハイパフォーマンスモデルです。
新型「IS」では、FRプラットフォーム「TNGA」を採用。ボディは若干拡大されます。予想されるパワートレインは、最高出力185psを発揮する2.5リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine」+電気モーターのハイブリッドを始め、最高出力322psとみられる新開発2.4リットル直列4気筒ターボエンジンなどがラインアップされると予想されます。
ハイライトは「F」モデルの復活です。入手した予想CGのフロントは、グリルに段差を持たせた新デザインのスピンドルグリルを採用。ヘッドライトは大胆でシャープな三角デザインにし、L型LEDも大型化しています。
リアエンドはDピラーを若干傾斜させ、クーペスタイルにしてなおかつ膨らみを持たせたシルエットに。サイドもフロントからリアまで流れるキャラクターラインをメインに、Cピラーからでるラインなど複雑かつ立体的な印象を持たせています。
「IS F」新型のパワートレインは、現行『LS』に搭載されている3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は422psを発揮。10速ATとの組み合わせが噂されています。
ワールドプレミアは、ベースモデルの「IS」が2020年後半から2021年にかけて、「IS F」は2022年にも登場が期待できそうです。
(APOLLO)