目次
【乗って愉しい、伝統が嬉しい、存在感を極めた3台に配点】
続いて、6点という点数を入れたのは、ルノー・メガーヌR.S.です。このクルマは今年乗ったクルマの中で最も運転することが楽しかったというのが理由です。
試乗会場は高速ワインディングの箱根ターンパイクでしたが、リアタイヤの接地感やマシンのコントロール性が非常に高く、自分の運転スキルが上がったように感じるほどでした。4コントロールと呼ばれる4輪操舵が装着されていますが、その介入は不快なものではなく、非常に自然にコーナーをトレースすることができました。
そして、トヨタ・センチュリーとランボルギーニ・ウルスに各2点投票しました。センチュリーはこれぞ、ショーファードリブンという静粛性、そして抜群の乗り心地の良さ。さらに新型が登場することで、日本の伝統芸能が守られたようなホッとした気分になったからです。
一方のランボルギーニ・ウルス。スーパーSUVと言われるだけに、どれだけスーパーなのか!と意気込んで乗ってみると、標準モードで走行すると非常にマイルドで乗り心地の良いクルマでした。やはり、アヴェンタードールやウラカンといったランボルギーニオーナーのファミリーカーとなるクルマなので、快適性重視となっているのかもしれません。
残念ながら、スポーツモードは試していませんが、とにかく存在が目立ちますし、ウルスを所有しているだけで、成功者!と思われるはずです。SUVの頂点を極めるクルマの1台ということで点数を入れました。
2018年もニューモデルがたくさん登場したのですが、ややドイツ車の勢いが弱かったような気がします。しかし、2019年はBMW3シリーズをはじめ、メイン車種が目白押しなので非常に楽しみです。
(萩原文博)
【関連記事】
【クリッカー・オブ・ザ・イヤー2018】読者投票スタート!! 今年の投票者プレゼントは東京オートサロン2019入場券
https://clicccar.com/2018/12/22/670413/
【クリッカー・オブ・ザ・イヤー2018座談会】ジムニー・センチュリーの高得点に対してドイツ車は全般的に低調
https://clicccar.com/2018/12/31/675160/