どう進化する? BMW・1シリーズ次期型は新世代「FAAR」プラットフォーム採用

■伝統のFRからFFへ転換。3ドアモデルの廃止も?

BMWのコンパクト・ハッチバック、「1シリーズ」次期型プロトタイプが、これまでで最も薄いカモフラージュで姿を現しました。

目撃したプロトタイプは、市販型のヘッドライトやテールライトユニット、ホイールを装着。後部にはまだ偽装が残りますが、ドア上部からサイドミラー、ルーフまでが初めて露出しています。次期型ではベルトラインが下げられており、視界が向上しているようです。

ハイライトは、「UKL」プラットフォームと別れを告げ、同ブランド初となるフロントホイール・ドライブ用「FAAR」を採用することです。

次期型では、3ドアが廃止される噂もありますが、5ドアではホイールベースが延長され、軽量化がはかられるでしょう。またFRからFFへ変わることで後部居住空間が向上します。「FAAR」はBMWが今後発売する「2シリーズ」ファミリーにも順次採用されます。

パワートレインは、エントリーモデルに最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ツインパワーターボを配置するほか、最高出力195psを発揮する2リットル直列4気筒ツインパワーターボをラインアップします。また高性能「M140i」は、直列6気筒は搭載されず、2リットル直列4気筒ツインパワーターボエンジンが搭載され、最高出力は340ps程度が予想されます。

ワールドプレミアは、はやければ2019年初頭ですが、3月のジュネーブモータショーの可能性もあります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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