■20年振りの直6を搭載したモデルは「全部のせ」
2018年9月にメルセデスAMG Eクラス、AMG CLS に加わった「53 4MATIC+」。
約20年ぶりに復活を果たした直列6気筒エンジン、エンジンとトランスミッションの間に配置される電気モーターであるISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48Vシステム、電動スーパーチャージャーの組み合わせに加えて、可変トルク配分が行われる走り重視のための4WD(4 MATIC+)でトラクションを担うという、「全部のせ」状態のハイパフォーマンスモデルです。
48VシステムとISGによるマイルドハイブリッドに加えて、電動スーパーチャージャーで過給するというエコと速さを兼ね備えているのが特徴。ISGの利点としては、アイドリングストップからの再始動時にほとんどショックや音を感じさせないのがまず1点でしょう。