アウディは、8月に米国で開催した「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」において公開したEV「PB18 e-tron」コンセプトの市販化を計画していることがわかりました。
外装設計責任者Andreas Mindt氏が、ロサンゼルスモーターショーにて、英Autocar誌のインタビューで示唆したようです。「PB18 e-tron」は、同ブランドの新デザイン部署「アウディ・デザイン・ロフト」が担当。ワイド&フラットなボディスタイルにより、エアロダイナミクス性能を追求し、公道からサーキットまでを走行する究極のEVマシンとして設計されています。超攻撃的エクステリアが、市販型にどこまで反映されるか注目されます。
コンセプトモデルでは、センターにドライバーズシングルシートが配置されるレイアウトでしたが、これは4シーターに変更されると思われます。順調に開発が進めば、市販型モデルは2020年内にもお目見えする可能性があります。
パワーユニットは、フロントアクスルに204ps、リアアスクル両サイドに238psの合計3基の電気モーターを配置。システム合計で680psを発揮します。またブースト機能により最大775psを叩き出すことも可能で、0-100km/h加速は2秒、最高速度は300km/hを超えるパフォーマンスを発揮。95kWのソリッドステートバッテリーを搭載し、急速充電に対応する予定ですが、現在まで生産の準備は出来ていないようです。
(APOLLO)