アウディが現在開発を進めていると思われる新型クロスオーバーSUV、「Q4」開発車両を初めてカメラが捉えました。
捉えたプロトタイプは、全体にマスクがかぶされ、ダミーのヘッドライトとテールライト、サイドミラーの一部が見える程度です。国産車のプロトタイプでは度々見られますが、アウディの試作車としてはかなり厳重にカモフラージュされていることがわかります。
「Q4」の噂は、2014年の北京モーターショーで初公開された「TT オフロード」コンセプトに端を発します。この開発車両もリアウィンドゥが極端に傾斜し、湾曲したルーフラインが見てとれます。VWグループの次世代「MQB」プラットフォームを採用し、リアエンドはリフトバック型テールゲートを持つでしょう。
ライバルは、メルセデス・0ベンツ「GLA」、BMW「X2」やレンジローバー「イヴォーク」が想定され、市販型では「Q3スポーツバック」の名称が与えられる可能性が高いようです。
室内では、フルHDデジタルクラスタ、ジェスチャー制御機能、9.2インチタッチススクリーンナビゲーションモニター、ワイヤレス・スマートフォン充電機能など様々な接続機能が装備されるでしょう。
パワートレインは、1.5リットル直列4気筒ガソリンターボ/ディーゼルターボエンジン、2リットル直列4気筒ガソリンターボ/ディーゼルターボエンジンなどのラインアップが予想されるほか、頂点には、最高出力400psを発揮する2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載した「RS Q3スポーツバック」の設定も噂されています。
ワールドプレミアは2019年内の可能性が高く、ハンガリーのジュエール工場で生産が予定されています。価格はエントリーモデルで32,000ユーロ(約410万円)程度となりそうです。
(APOLLO)