メルセデスAMGの『GT-R』ファミリーに新たに設定される、高性能「AMG GT-R CS(クラブスポーツ)」市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
「CS」はサーキット指向のモデルで、ポルシェの「バイザッハ・パッケージ」のような存在となります。カーボンファイバーを多用し、「GT-R」の1,655kgから大幅な軽量化が図られるようです。
軽偽装でニュル高速テストに現れた開発車両は、フロントスプリッター、カナードを装備。またフロントフェンダー後部には、ボディから突出した顕著なフィンなどレーサーのようなエアロパーツをまとっています。
リアビューでは、大型リアウィング、エアアウトレット、ディフューザーの両側には、一対のツインエキゾーストパイプが装着されており、かなりアグレッシブなエクステリアが見てとれます。
パワートレインは、4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力はベースモデルの585psを超える600ps程度が予想され、車格的には「GT-R」と今後登場が噂される『GT-Rブラックシリーズ』の間を埋めるモデルとなります。
ワールドプレミアは2019年内の主要なモーターショーと予想されています。
(APOLLO)