■TURNING POINT
もちろん、最終戦アブダビGPの木曜日FIA会見から決勝日レース終了後までのアロンソにとって最後のグランプリウィークの様子も記されていましたよ!
中でもアロンソの人柄がよく分かったのが、土曜日にパドックで行われた「さよならパーティー」での出来事。壇上でスピーチを求められたアロンソは、以下のように語ったそうです。
「こんなに盛大にお祝いしてくれるのはうれしい反面、少し照れくさい。僕はみんなが考えているよりも恥ずかしがり屋なんだ。だから、本当は早く終わってほしいんだ」
アブダビGPと言えば、チェッカーフラッグを受けた後のルイス・ハミルトン(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)との並走&ドーナツターンは感動的でしたよね。私は現地で観戦していたのですが、スタンドの観客は総立ちで割れんばかりの拍手を送っていました。
残念ながら入賞することはできませんでしたが、アロンソは最後のグランプリウィークを楽しむ事ができたようです。
「いままで味わったことがない楽しい数日間を過ごすことができた。すべてを終えて、現実を受け止めるまでには、あと数日かかると思うけど、この週末のことは決して忘れることはないだろう。F1、チーム、そしてファンが素敵な思い出をプレゼントしてくれた。レース後のルイスとセバスチャンにも感謝している。とても感動的だった。偉大なチャンピオンたちとレースできたことを光栄に思う。今日は残念ながら、ポイントを獲得して有終の美を飾ることはできなかったけど、僕はコンペティブなクルマじゃない時でも、一度もあきらめたことはなかった。そういうレースができたことを誇りに思う。ありがとう、F1」
更にこちらのコンテンツでは、マクラーレンでパフォーマンスディレクターを務めるアンドレア・ステラが「フェルナンドがほかのドライバーと違うのは、クルマに勝てる力がない時でも可能な限り最高のパフォーマンスを引き出すところだ」と語る、アロンソの神業話も掲載。
一体どのような事があったのでしょうか!? 詳しくは本誌でお確かめください!
アロンソ特集を読み終わったら彼の事が今まで以上に好きになり、まだまだ現役で走っている姿を見たいと願わずにはいられなくなりました(涙)。
アロンソの栄光と苦闘の18年間の思い出が詰まった「F1速報アブダビGP号」。たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。
(yuri)
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