ダイハツの衝突回避支援システムの「スマートアシスト」は世代ごとに進化しているだけでなく、軽トラ向け(MTにも対応)などのスマートアシストⅢtがあります。
ダイハツの「スマートアシスト」搭載車両の累計販売台数が2018年11月末時点で200万台を突破したそうです。これは、スマートアシスト、 スマートアシストⅡ、 スマートアシストⅢ、 スマートアシストⅢtの合計(OEM車両を除く、ダイハツ調べ)。
同社の「スマートアシスト」は 2012年12月に受けたマイナーチェンジのムーヴに初搭載され、 軽自動車で初めて衝突回避支援ブレーキなどの先進デバイスを5万円前後で設定していました。 さらに2015年4月には、 従来のレーザーレーダーに加えて、単眼カメラが搭載された「スマートアシストⅡ」へと進化。
さらに、2016年11月には、 世界最小の小型ステレオカメラが採用され、衝突回避支援ブレーキ機能が歩行者にも対応する「スマートアシストⅢ」へと進化しています。2018年5月には軽商用車「ハイゼット トラック」用の「スマートアシストⅢt」が追加されています。
現在は、 軽自動車11車種、コンパクトカー2モデル、 計13車種にスマートアシストが搭載され、軽スポーツカーの「コペン」を除き、乗用車から商用車まですべての車種に搭載。 現在スマートアシストの搭載比率は、約8~9割になっているそうで、機能と選択しやすい価格で装着率が高まっています。
(塚田勝弘)