【ロサンゼルスオートショー2018】最良最新のポルシェ・911を発表。従来型の違いは……よくわからない⁉

●「最新のポルシェは、最良のポルシェ。」

そんな使い古された言葉を借りるならば、現段階において間違いなく最良のポルシェとなる911を見てきましたよ。フルモデルチェンジして「992型」となった新型911です。

でも、正直な印象を言うと「先代との違いはパッと見ではわからないかな」という感じ。ヘッドランプの形状が違うとか、バンパーのデザインが違うとか、そもそもボディが違うのでは?とか従来型との差異はあるんだけど、並べてみないと違いはわからないくらいだねこれは、でした。もしかして、ボディ自体は991型と同じ?

いずれにせよ、911のイメージをしっかり守っていると言うのは間違いありませんからご安心を。リヤも基本的には従来型のイメージを踏襲していますが、よーく見るとテールランプがさらに細くシャープになっているのがわかります。見比べないと新旧判別は難しいですが。

いっぽうインテリアのトピックは、ついにメはーターが液晶化されたこと。とはいえ中央のタコメーターだけはアナログで残されていて、演出が上手だなあ。こういうところがさすがです。

おや、PDKのシフトレバーはずいぶん小さくなっていますね。これは時代の流れなのでしょう。MTはどうするんでしょうか?

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
続きを見る
閉じる