米ロサンゼルス・オートショーでプリウスのマイナーチェンジモデルが公開。国内仕様はどう変る?

トヨタ自動車が米国のロサンゼルスで開幕したLAオートショー 2018において、「プリウス」の2019年モデルを公開しました。

2015年のフルモデルチェンジで4代目となったプリウスも発売から3年を経て、本年4〜9月の国内販売台数が前年同期比で約31%減の状況となっており、同期間において首位の日産「ノート」に約9千台の差をつけられるなど、勢いに陰りが見えています。

そうしたなか、12月17日に国内でマイナーチェンジが予定されており、その外観は今回のLAショーで公開された仕様に準じていると予想されます。エクステリアで目を引くのは何と言っても前後のランプ意匠でしょう。

ヘッドランプ下部の「トゲ」が廃されて下辺がフラットな形状に改められ、テールランプについても縦長に伸びた個性的な意匠から下辺が車両内側に回り込んだ一般的な意匠に改められるなど、落ち着いたデザインとなっています。

3代目プリウスが2009年5月の発売以降、トヨタの国内販売を背負う看板モデルだっただけに、4代目についてもより多くの消費者に受け入れられるようなデザインに改めたいとする同社の思いが透けて見えるようです。

いずれにしても、目前に迫った国内発売が注目されます。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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