【ロサンゼルスオートショー2018】ホンダ・CR-Vの兄貴分になる新型SUV「Passport」が世界初登場

ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、2018年のロサンゼルスオートショー(プレスデー:2018年11月27〜29日、一般公開日:11月30日〜12月9日)において、新型SUV「Passport(パスポート)」をワールドプレミアしました。

新型SUVのホンダ・パスポートは、より力強い走りと幅広いパーソナルユースに対応した5人乗りのミドルサイズSUV。一般道での洗練された走りとオフロードでの高い走破性を両立させるとともに、クラストップ(ミドルサイズ2列SUVセグメントとして。ホンダ調べ)のゆとりある室内空間を実現したそう。

搭載されるパワートレーンは、280psのパワフルな3.5L直噴i-VTEC V型6気筒エンジンと、9速AT。力強くスムーズな走りとダイレクトなレスポンスを得られるとしています。

駆動方式は、路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分を緻密に電子制御式4WDシステム「i-VTM4」で、砂地、泥道、雪上など状況に応じて4つの走行モードの切り替えが可能な「Intelligent Traction Management(インテリジェント・トラクション・マネージメント)」を組み合わせることで、高い走破性と走行安定性を確保したとしています。

インテリアは、モダンで洗練されたデザインを追求。クラストップの広い居住空間と荷室を実現し、日常はもちろんキャンプなどのレジャーまで、幅広い使い方が可能。
外観は、マットブラックのグリルやバンパーによりスポーティさとタフさを演出され、SUVらしい力強さを印象づける20インチホイールを採用するとともに、パイロットと比較してゆとりある最低地上高により、起伏のある路面でも高い走破性を発揮します。

安全面では、高い衝突安全性能に加えて、ミリ波レーダーと単眼カメラによる高精度な検知機能を備えた先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用することで、安心で快適な運転や事故回避を支援します。

新型ホンダ・パスポートは、ホンダの北米におけるSUVラインアップで4つ目のモデルとなり、高い人気を得ているというCR-VとPilot(パイロット)の間に位置付けらます。2019年初頭に米国での発売を予定していて、パスポートの投入で、SUVラインアップのさらなる強化を図る狙いがあるそう。

パスポートは、米国の研究開発拠点Honda R&D Americas, Inc.で開発され、米国アラバマ工場でラインオフされます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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