フェラーリが現在開発を進めていると噂される、同ブランド初のクロスオーバーSUV「Purosangue」(プロサングエ)のテスト車両が目撃されました。それに伴い、予想CGを入手しました。
目撃されたプロトタイプは、「GT4 ルッソ」をリフトアップしたテストミュールで、同モデルが新型SUVのベースとなる可能性が高いことがわかりました。
予想CGでは、「GT4 ルッソ」のデザインを取り入れた縦長ヘッドライトやテールライト、SUVらしい大型エアインテークを装備し、リフトアップしたボディとワイドフェンダーで迫力を出しています。パワーユニットは不明ですが、フロントミッドシップエンジンのプラグインハイブリッドが予想されています。
フェラーリは2018年9月に発表した4か年計画で、15種類の新型モデルを発表する計画があると共に、サラブレッドを意味するSUV「プロサングエ」の開発を示唆しています。ただし、「SUV」ではなく「FUV」(フェラーリ・ユーティリティ・ビークル)という呼称を使用し、SUVと差別化しています。
開発が順調に進めば、ワールドプレミアは2021年と予想されます。ポルシェ「カイエン」を筆頭に、ランボルギーニ「ウルス」、マセラティ「レヴァンテ」、そして2019年にも登場が予想されるアストンマーティン「DBX」など世界的に大人気のスーパーSUV市場に参入となれば、フェラーリに大きな利益向上をもたらすのは間違いないはずです。
(APOLLO)