【新車】世界的にも希少な限定車アルファロメオ「4Cコンペティツィオーネ」「4Cスパイダー」が登場

新型アルピーヌA110と比較されることも多いアルファ ロメオの本格2シータースポーツである4C。

2018年11月21日、4Cと4C Spider(スパイダー)に、専用ボディカラーなどが用意された限定車「4C Competizione(コンペティツィオーネ)」と「4C Spider Italia」が設定され、先行予約受付が開始されました。

4CはF1マシンにインスピレーションを受けて設計されたというボディに、カーボンファイバー製パッセンジャーセルやアルミニウムサブフレームなど軽量素材が使われ、車両重量は1,050kg(4Cスパイダーは1,060kg)に収まっています。

軽量ボディと最高出力240psを生み出す直列4気筒の1,750cc直噴ターボエンジンにより、0-100km/h加速は4.5秒でクリア(欧州仕様参考値)。さらにバネ下重量の軽減により、重ステでも走り出せば、俊敏で軽快な操縦安定性を実現しています。

今回の2台の限定車は、2018年3月のジュネーブモーターショーで世界初公開され、極少量の限定生産であるため、希少価値の高いモデル。

「4Cコンペティツィオーネ」は、専用フロントバンパーやカーボン製のルーフパネルおよびリヤスポイラー、「ヴェスヴィオ・グレー・マット」の専用ボディカラーを採用。「4Cスパイダー・イタリア」は、ピアノブラック仕上げのエアインテークやリヤディフューザー、「ミザーノ・ブルー・メタリック」の専用ボディカラーが採用されています。

インテリアは、スポーツレザーステアリングやレザー・アルカンターラシート、レザーまたはアルミニウムの加飾パネルなど、上質な素材が随所に採用されています。さらにセンターコンソールには、限定台数を示す連番(シリアルナンバー)入りの専用バッジが付加。これは、イタリア・モデナの工場において手作りされる4Cのクラフトマンシップを表現しているとしています。

日本市場向けには、「4Cコンペティツィオーネ」が25台、「4Cスパイダー・イタリア」が15台、と少量限定で導入されます。両モデルとも左ハンドル車と右ハンドル車が用意され、価格はともに11,100,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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