2018年11月22日。ゼネラルモータース・ジャパン株式会社は、アメリカ車の代表車種であるスポーツクーペ、シボレーカマロのマイナーチェンジを行いました。
第6世代となるシボレーカマロは2016年12月に日本で公開され、2017年11月から販売されたばかりのモデル。日本で販売開始からわずか1年という短いスパンでマイナーチェンジを行ったということになります。
今回のマイナーチェンジのポイントは外装の変更とトップグレードである「カマロSS」のパワートレインを変更したことです。
まずは外観ですがフロントとリアを刷新し、エアロダイナミクスを細部まで追求したデザインを採用しました。
カマロのフロントフェイスは力強く精悍なフロントグリルに一新。フロント中央にあるトレードマークのボウタイは。ブラックグリルバンパーと一体化し、中空式の新デザインを採用したオープンボウタイとなっています。オープン構造により空気の流入が増加し、長時間のサーキット走行では冷却水やエンジンオイルの温度が1.2°C下がると言われています。
また、エアカーテンがホイール周りの空気を流して抵抗を低減。さらにトップグレードの「カマロSS」では、ボンネットフード中央部エア排出用の大型エクストラクタースタイルフードを装備。エンジンルームの冷却と空力性能を向上させています。
カマロに新しく採用されたLEDヘッドランプとLEDシグネチャーランプは夜間の視認性と存在感を高めるだけでなく、スポーティな印象を与えます。
リアフェイシア&LEDテールランプはカマロ伝統のデュアルエレメントデザインを採用。従来モデル以上により立体的な造形美を実現。周囲を黒くしたレンズによりクールなリアスタイルを演出しています。