【新車】トランプ大統領も大満足!? シボレー・カマロがニューフェイスになって日本上陸。

半世紀以上の歴史を持ち、アメリカンスポーツカーの代名詞ともいえる「シボレー・カマロ」がビッグマイナーチェンジで、あたらしいシャープなフロントマスクを手に入れました。シボレーの象徴といえる「ボウタイ」のエンブレムは新たに中空タイプとなり、冷却性能アップにも寄与するというエピソードは、いかにもカマロらしい部分です。

V8エンジンを積むSSグレードは、パドルシフト付10速オートマチックトランスミッションを新搭載したのも、マイナーチェンジのニュース。変速比をワイド化することで高速走行時のエンジン回転数を抑え、快適性も増しています。

さらに、カマロのパフォーマンスを最大限に発揮する機能として、発進時のエンジン回転数やリアタイヤのスリップ率を選択できるカスタムローンチコントロールや駆動輪のグリップを最大化するバーンアウトに必要なラインロック機能を標準装備しています。

グレード構成は2.0リッター4気筒ターボを積む「LT RS」と「コンバーチブル」、6.2リッターV8エンジンの「SS」となっています。メーカー希望小売価格は、 5,292,000円~6,804,000円(消費税込)。電動サンルーフは151,200円(消費税込)で設定されています。

日米の自動車摩擦ではドナルド・トランプ大統領が日本でのアメ車の拡販を求める声が報道されることが多いですが、このルックスで、このパフォーマンスとしては十分に手ごろな価格のシボレー・カマロであれば、アメ車のシェアも広がっていくかもしれません。

●シボレー カマロ LT RS 主要スペック
全長:4785mm
全幅:1900mm
全高:1345mm
ホイールベース:2810mm
車両重量:1560kg
乗車定員:4名
エンジン形式:直列4気筒ガソリン直噴ターボ
総排気量:1998cc
最高出力:202kW(275PS)/5500rpm
最大トルク:400Nm(40.8kg-m)/3000-4000rpm
変速装置:8速AT
タイヤサイズ:245/40R20 95V
メーカー希望小売価格(税込):5,292,000円

●シボレー カマロ コンバーチブル 主要スペック
全長:4785mm
全幅:1900mm
全高:1350mm
ホイールベース:2810mm
車両重量:1680kg
乗車定員:4名
エンジン形式:直列4気筒ガソリン直噴ターボ
総排気量:1998cc
最高出力:202kW(275PS)/5500rpm
最大トルク:400Nm(40.8kg-m)/3000-4000rpm
変速装置:8速AT
タイヤサイズ:245/40R20 95V
メーカー希望小売価格(税込):6,156,000円

●シボレー カマロ SS 主要スペック
全長:4785mm
全幅:1900mm
全高:1345mm
ホイールベース:2810mm
車両重量:1710kg
乗車定員:4名
エンジン形式:V型8気筒OHVガソリン直噴
総排気量:6153cc
最高出力:333kW(453PS)/5700rpm
最大トルク:617Nm(62.9kg-m)/4600rpm
変速装置:10速AT
タイヤサイズ:前245/40R20 95Y 後275/35R20 98Y
メーカー希望小売価格(税込):6,804,000円

※数値は全てメーカー参考値

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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