マツダの欧州Cセグメント・ハッチバック「アクセラ」(海外名 マツダ3)市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。11月28日に開催されるロサンゼルスモーターショー2018でワールドプレミアが予定されている新型モデルとなります。
スクープに成功したプロトタイプは、極端に切り詰められたフロント&リアオーバーハング、大きなフロントグリルなどが見てとれます。コンパクトながら優雅なボディシルエットは、ベースとなる「魁コンセプト」から継承されているようです。またルーフスポイラー、テールライト、ツインエキゾーストパイプなどのパーツも、同コンセプトモデルと酷似しています。
キャビン内にはレザー仕様と見られるドアトリム、タッチパネル対応ワイドディスプレイ、刷新されたインストルメントパネル、3スポークのステアリングホイールなどが確認できるほか、ディスプレイ下部にあったレジスターが排除されるなど、高級感が向上するとともにシンプルでスポーティなデザインへと進化しています。
注目のパワートレインは、話題の新エンジン「SKYACTIV-X」を採用。マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」により、ガソリンエンジンでありながら、ディーゼルエンジン並みの燃費性能も実現する2リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。最高出力は187ps、最大トルクは230Nmを発揮します。
マツダは、現在1.5リットルの同エンジンも開発しているという情報もありましたが、アクセラ新型では見送られる様子です。
(APOLLO)