SUPER GTはGT500とGT300の2クラスが混走するため、GT500クラスのバトンはGT300クラスのマシンを抜きながら後ろの1号車からポジションを守らなければいけません。
ゴールまでの周回数が少なくなるたび、さらに距離が縮まる100号車と1号車。思わず目をそらしたくなるようなヒヤっとする場面もあり、息をするのを忘れるほど見入っていました。
そして、さすがF1チャンピオンという素晴らしい走りで1号車をおさえ見事3位でゴール! チャンピオンが決まった瞬間、もう涙腺崩壊。泣きすぎて呼吸困難になるほどでした(涙)。
「Jenson Button TV」では海外のコメンテーターがレースの実況を行っているのですが、コメンテーターもこの接戦に大興奮! 日本語の字幕がなく全編英語ですが、英語が分からなくてもこの興奮は伝わるはずです!!
決勝後のインタビューでは
「僕たちがSUPER GTチャンピオンだ!信じられない1年だったよ。レースでは尚貴が素晴らしい走りを見せてくれた。自分のスティントになって最初は前を走るZENT CERUMO LC500(38号車)を追い掛けてたんだけど、後ろに1号車がきて。信じられないくらいタフなレースだった。尚貴はスーパーフォーミュラと2冠で、僕にとっても最高の1年だったよ。世界中のファン、そしてサポートしてくれた日本のファンにお礼が言いたいね」
と、興奮冷めやらぬ表情で語っていました。
決勝後、バトンに直接「おめでとう」と言いたくてガレージ裏で待っていたのですが、撤収作業のため離れなくてはいけないことに……。でも絶対この想いを伝えたい!と思い、グランドスタンドに回ってコース上で行われているチームの記念撮影を見学することにしました。
するとすぐに「Jenson Button TV」のカメラマンが気付いてくれ、動画を撮ってくれたのです! しかも撮り終わると、お辞儀をしながら日本語で「ありがとうございます」と声を掛けてくれました。こちらこそ、ありがとー!! この様子はしっかり映っていたので、良かったら探してみてください(笑)。
コース上のバトンも気付いてくれ、無事に「おめでとう」と言えました。良かったー!
それにしても、様々な媒体の撮影があるのでしょう。マシンの向きをかえ、何パターンも撮影していました。大変だなぁなんて思っていたのですが、チームクルーやドライバーの2人はめちゃくちゃテンションが高い! チャンピオンになったという喜びが、ヒシヒシと伝わってきた瞬間でした。
何度見ても、あの時の感動が蘇ってくる「Jenson Button TV-Round 8 Super GT 2018-Motegi」。一人でも多くの人に見てもらいたい、一押し動画です( 感動のあまり涙が止まらなくなるので、タオルをお忘れなく)。
改めまして…、チームクニミツの皆さん、シリーズチャンピオン獲得おめでとうございます。たくさんの感動をありがとう!
(yuri)