トヨタとマツダが共同で米アラバマ州に年産能力30万台の新工場を建設へ

トヨタ自動車とマツダが11月16日、共同出資により、米南部アラバマ州ハンツビル市で新工場建設に着工したと発表しました。両社は総額16億ドル(約1800億円)を投じ、2021年の稼動を目指して いるそうで、4,000人程度の従業員を採用する模様。

新聞報道等によると、新工場の年間生産能力は30万台で、トヨタは「カローラ」を、マツダは北米市場に投入する新型車をそれぞれ生産する計画のようです。

マツダは2012年8月に米国生産から撤退しており、米国での生産は約9年ぶりとなるもので、日本やメキシコから米国に完成車を輸出していた同社にとって、米国内で唯一の車両組立拠点となります。

両社は今回、製造業を目指す人材の育成などを目的に、地元の学校や公的団体等に総額87万ドルを寄付したことも併せて明らかにしました。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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