レクサスは、2ドアクーペ「RC」改良型を日本で発売したばかりですが、そのハイパフォーマンスモデル「RC F GT」開発車両がニュルで高速テストを開始しました。
今夏にも初期プロトタイプをキャッチしましたが、今回目撃したテスト車両はボンネットやルーフにカーボンファイバーを使用しており、市販型プロトライプと思われます。
2016年の「グッドウッド・スピード・オブ・フェステイバル」で初公開された「RC F GT コンセプト」は、「RF F」と比較して800ポンド(約363kg)の軽量化を図り、車重は3,130ポンド(約1,420kg)でしたが、市販型ではさらに50kgから100kgの軽量化が予想されます。
この試作車のヘッドライトとテールライトはRC改良型と同様のようですが、、コーナーエアインテークが大型化され、スピンドルグリルの下部にも新たな吸気口、ボンネットにもエアスクープを装備しています。またリアウィング、リップスポイラー、サイドシルなどの「F」エアロパーツやクワッドエキゾーストパイプ、大型の赤いブレーキキャリパーなどで武装しています。
パワーユニットは「RC F」から流用される5リットルV型8気筒エンジンを搭載。8速ATと組み合わされ、最高出力は468馬力・最大トルク527Nmを発揮します。またRC Fは0-100km/hを4.5秒で駆け抜けますが、RC F GTは4.3秒程度が期待できそうです。
ワールドプレミアの場は、早ければ11月のロサンゼルスモーターショーですが、2019年1月のデトロイトモーターショーが有力です。
(APOLLO)