トヨタ自動車が11月16日、中国広州国際モーターショーにおいて、新型カローラ シリーズのセダン(中国名:カローラ/レビン)を世界初披露しました。
新型では基本性能を大幅に向上させたGA-Cプラットフォームをベースに、国・地域特性に合わせて、アクティブさを強調したスポーティモデルと、堂々とした上級感を表現したプレステージモデルの2タイプを設定。
■新型カローラ セダンの主なポイント
全長:4,640 mm、全幅:1,780 mm、全高:1,435 mm
ホイールベース:2,700 mm(広州国際モーターショー展示車)
・TNGAによる低重心でスポーティなエクステリアデザインと上質なインテリア
・プラットフォーム刷新による走りの基本性能などの大幅な向上
・最新のToyota Safety Senseの設定を通じた先進安全機能の強化
・「コネクティッド」による「安全・安心」「快適・便利」なサービスの提供
・ハイブリッド車を新たに90以上の国・地域に導入
開発責任者を務める小西良樹チーフエンジニアによると、12代目となる今回のカローラでは見てカッコ良く、乗って走って楽しいクルマを目指して開発したそうで、世界5大陸で延べ100万キロの走行試験を実施。
また、新たな価値を生み出す繋がる機能として「コネクティッド」を拡充させており、プラットフォーム刷新により、上質な走り、乗り心地、静粛性、安全性能などを大きく向上させたとしています。
カローラシリーズは1966年に日本で初代を発売して以降、派生車型も含めて世界で累計約4,600万台以上を販売してきたトヨタのグローバルベストセラーカー。
新型カローラは、2019年春に米国・欧州で販売を開始した後に、世界150以上の国・地域で順次発売するそうで、日本では、スポーティモデルのカローラをベースに、道路環境に合わせて最適化した専用仕様のセダン、及びワゴンを2019年内に発売するとしています。
(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)
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