世界最強ディーゼルだ!アルピナ初の大型SUV「XD7」開発車両がニュルでテスト

アルピナの新型クロスオーバーSUV「XD7」がニュルで高速テストを開始しました。同ブランドのラインアップには、BMWのコンパクトクロスオーバーSUV「X3」をベースとする「XD3」が存在していますが、大型SUVは初となります。

ニュルで捉えたそのプロトタイプは、初期テスト車両のためフロントのコーナーエアインテーク形状以外、ベースとなるBWM『X7』とほとんど変化が見られません。しかしヒントはナンバープレートにあります。「OAL」はアルピナ本社があるバイエルン州のオストアルゴイ地区を指しています。

最終的な市販型「XD7」には、マルチスポークホイール、エッジの効いた専用バンパー、クワッドエキゾーストパイプを搭載すると予想されます。また2.3tの巨体のわりにコーナーでの傾斜が少なく見え、強化された専用サスペンションも装備している可能性があります。

BMWは現在、4.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデル「X7 M」を開発していると噂されていますが、アルピナは世界最強ディーゼル「X7 M50d」から流用する、3リットル直列6気筒クワッドターボディーゼルを搭載。スープアップされるエンジンは最高出力450psから470psを発揮すると予想されています。

アルピナ「XD7」のワールドプレミアは、2019年9月のフランクフルトモーターショーが有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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