BMWのミドルクラス4ドアサルーン「5シリーズ」のハイパフォーマンスモデル「M5」に、さらなる高性能「CS」が設定される可能性がわかりました。その開発車両と思われるプロトライプをカメラが捉えました。
注目はスプリットフィインを持つリアデッキスポイラーです。同形状のものが「M3 CS」や「M4 CS」でも見られます。さらにもう一つのヒントとして、同モデル標準装備の「Mカーボン・セラミック・ブレーキ」を装着。
同ブランドでは、5月にトップグレードとなる「M5 Competition」を発表しています。最新世代の4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボの強化バージョンを搭載し、最高出力は625psを発揮します。
対する「M5 CS」では、「CFRP」(カーボンファイバー強化プラスチック)をボディパネルに使用。最高出力は「M5 Competition」と同レベルが予想されますが、カーボンファイバー製リアスポイラーや、軽量の専用CSホイールなどで軽量化を図るとともに、エアロダイナミクス性能を向上、M5最強のパフォーマンスが期待できそうです。
「M5 CS」の発表は早くとも2019年以降となるでしょう。
(APOLLO)