smart BRABUSの最終限定車「smart BRABUS fortwo the final」「smart BRABUS cabrio the final」が登場

スモールスポーツながら圧倒的な存在感と走りを見せるsmart(スマート)のブラバス仕様「smart BRABUS」。最終限定車となる「smart BRABUS fortwo the final」「smart BRABUS cabrio the final」が登場しました。「smart BRABUS fortwo」「cabrio Xclusive」がベースで、2018年11月1日から発売。

外観には、カスタムオーダープログラム「tailor made」より、通常では装備されないフロントバンパー、フロントスポイラー、サイドスカート、サイドアクセントなどの特別装備が装着され、ボディカラーに特別色「アニバーサリー シルバー」と、アクセントとして随所にディープブラックが組み合わされています。

内装は、ダイヤモンドステッチが施された専用のBRABUSスポーツシートが用意され、エスプレッソブラウンのレザーをダッシュボードやステアリング、ドアパネルなどが随所に配され、 より高級感のあるキャビンに仕上げられています。

シフトノブには、smart BRABUSモデルが日本で販売された期間である2003年から2018年を表す「2003-2018」の数字と、一台ごとに「1/20」から「20/20」までシリアルナンバーが刻印されています。

リヤに搭載される直列3気筒エンジンは、燃圧を2バール高めるとともに、空気供給量の最適化が図られ、最高出力80kw/109PS(ターボモデル比+14kw/+19PS)、最大トルク170Nm(ターボモデル比+35Nm)を発生。

最高速度はfortwo/cabrioは165km/h、 forfourは180km/hを達成。これまでのスマートモデルの中で最大出力/トルクとなり、 fortwo/cabrioでは0-100km/h加速9.5秒(ターボモデル比-1.8秒)、forfourでは10.5秒(ターボモデル-1.4秒)を実現。

組み合わされるトランスミッションもBRABUS専用となる6速デュアルクラッチトランスミッションの「twinamic」。ノーマル仕様よりもシフトスピードを最大40%向上するとともに、ギア比を変えてパフォーマンスを向上。さらに、停止状態からの加速を最大化させる「レーススタート機能」が装備されています。

サスペンションも専用セッティングが施されています。「BRABUSパフォーマンススポーツサスペンション」は、サスペンションの硬さを20%上げ(ターボ仕様比)、フロントアクスルに設定されたアンチロールバーによりロールが9%減少しているそう。

さらに、専用チューニングが施されたESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)を採用し、スポーティなドライブフィールを実現したとしています。

路面状態がよりダイレクトに伝わる専用チューニングが施されたという「BRABUS専用ダイレクトステアリングシステム」も搭載されています。車速感応型の可変ギアレシオステアリングリターントルクを高め、より強くタイヤグリップ感をドライバーに伝えることでステアリングフィールを向上。

価格は「smart BRABUS fortwo the final」が4,090,000円。「smart BRABUS cabrio the final」が4,320,000円。ボディカラー、トリディオンセーフティセルともにアニバーサリーシルバーとなっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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