発表会では様々なゲストが登場し、会場を盛り上げました。
ストリートアートを基本とし、即興で繰り広げられるダイナミックなライブペインティングで世界中の観客を魅了するペインター、Dragon76氏は「本物」「情熱」「自由」「冒険」をテーマとした新型ラングラーの作品を披露。こちらはJeepのデザインチームにプレゼントされるとのことです。
そして「戦場のメリークリスマス」で英国アカデミー賞を、「ラストエンペラー」の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞他を受賞など世界的評価を得ている音楽家、坂本龍一氏と「WIRED」日本版元編集長、コンテンツ・ディレクター若林恵氏による特別対談も行われ、「音楽への探求心」を中心に、本物を追求し自由を実現するために進化し続ける生き方についてトークが繰り広げられました。
「自由というのは難しくて、ある世界を外から見たら随分狭いけれど、でも実際には見えないからその中では『自由だ!』と若い頃は思っていた」と話す坂本氏。
「音楽って、文章と同じでルールや形式があるんです。昨年、8年ぶりに発売したソロアルバム『async』は、それらを全てとりはらって作りました。でも出来上がった物を聞いてみると、18歳の時にやろうとしていたことと似ていて。50年前の自分と変わっていなくてびっくりしました。少し救われるのは、当時やろうとしていたことができている、という事ですかね(笑)」
音の採集を日常的に行っているという坂本氏は、「おもしろい音とは?」という問いに以下のように答えました。
「これは決まりがないのですが、生まれて初めて聞く音が面白いかな。人と同じで、魅力があるか。理由は分からないけれど、引き込まれるものがあるんです。音採集は釣りと一緒で、集めた物をどう料理しようか考えながらやっています」
採集している音をどう料理し、どのような音楽が生まれてくるのか楽しみですが、今後の予定はどうなっているのでしょうか。
「『async』は僕にとって地図のない山だったんです。でも登ってみたら、次の山が見えた。だから今は次の山に向かって進んでいるところです。あとどのくらいで完成するかははっきりとは言えませんが、ありきたりの形式にとらわれず、さらに自由に、全てをとりはらった作品にご期待ください」
そして最後にゴスペルスクエア・シンガーズによる「自由」をテーマにしたJeepオリジナル楽曲が披露され、華やかな雰囲気中、発表会の幕が閉じられました。
新型Jeepラングラーは11月23日(金・祝)に販売開始となります。ぜひお近くのディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか?
(yuri)
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