BMWが本格スーパーカー製造に意欲。ベースは「i8」でトヨタとの提携の可能性も

BMWは、近い将来本格的スーパーカーの製造に着手する可能性があることがわかりました。これは、同ブランドの取締役クラウス・フレーリッヒ氏が、オーストラリア・ジャーナリストのインタビューで語ったものです。

インタビューでは「現在フラッグシップ・クーペとして「8シリーズ」という美しいモデルが存在する。しかしスーパーカーではない。個人的には一生に一度、スーパーカーを作りたいと思っている。私はあきらめていない」と語っています。

BMWには、かつて「M1」というスーパーカーが存在しました。ジウジアーロにデザイン、ランボルギーニに開発とシャシーの製造を委託し(その後提携を解消)、1978年のパリサロンで初公開されました。その「M1」を現代に蘇らせるイメージで開発を進めたいといいます。

新型スーパーカーは「i8」をベースにカーボンファイバーシャシーを採用。2t以下の車重、4リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせるハイブリッドで、最高出力600psから700psを想定しているようです。

開発は、BMW単独なのかコスト削減のため他スーパーカーメーカーのシャシーを共有するのかは未定ですが、具体的に開発がスタートしている可能性もあるようです。「スープラ」で実現したトヨタとの提携が続いて、「2000GT」後継モデルとのシャシー共有なども考えられるかもしれません。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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