新型ポルシェ・911がフルヌードでニュル高速テストを再び開始しました。
この開発車両は、イエローの最高級のブレーキシステム「PCCB」(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)を装着しています。またクワッドエキゾーストパイプを装着していることからも、高性能「S」モデルのようです。
開発車両がコースに出て、最初のコーナーを回った所でアクティブ・リアウィングが起動。速度を上げていくとともに、ウイングが上昇していきます。直線で力強い加速、安定した走りを魅せた後半、アクティブ・シャッターが全開となり、さらに本気の走りも見てとれます。確実に現行モデルより、高度な空力技術を搭載しているようです。
911新型のパワートレインは、3リットル水平対向6気筒ターボエンジンで、最高出力は390psを発揮すると予想されています。またニュルを走る高性能「S」は、最高出力450psへと向上する可能性が高いです。さらに4リットル水平対向6気筒ターボが予想される「GT3」は510ps、「ターボ」は最高出力600psを発揮するとみられます。
パリモーターショーで公開されなかった「911」ですが、11月ロサンゼルスモーターショーに期待したいです。
(APOLLO)