ブガッティが、いよいよSUV開発に踏み切る可能性があることがわかりました。同ブランドCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏が、「Automotive News」のインタビューに答えています。
世界の高級スポーツカーメーカー各社がクロスオーバーSUVを発売する中、ブガッティはSUVを持たない、数少ないスーパーラグジュアリーブランドです。
ポルシェ「カイエン」を始め、マセラティ「レヴァンテ」、ランボルギーニは「ウルス」を発売。今後アストンマーティンやフェラーリもSUVを発売する可能性高いです。そんな中、パリモーターショー2018において同CEOがSUVに関して語ったインタビューは、これまでで最も踏み込んだ込んだ内容となったようです。
同氏は、「今後は排気量を減らすことに専念。それを世界に示していくことが必要」と語ると共に、「W16気筒が永遠に残ることはない」とも語りました。さらに新型SUVには、V型8気筒ツインターボなどと電気モーターを合わせたハイブリッドが想定されると言います。ただし、顧客層がセレブであることに変化はなく、価格帯が下がることはないようで、1億円、2億円超えが予想されます。
掲載した予想CGは、デザイナーのAmdre Fonseca氏がウェブサイトで公開している最新のデザインです。これまで見た「シロン」顔ではなく、まったく新しいフロントマスク、テールライトをもっています。デザインからは、SUVより車高が低いスポーティーなクロスオーバーが見てとれます。
もちろん、このCGは想像上の産物でしかありません。しかし、ブガッティがSUVへ本腰になったことは事実と言えそうです。
(APOLLO)