DENSO(デンソー)が「コネクテッドカー」の開発強化で組織を増強へ

トヨタ自動車グループのDENSO(デンソー)が、今後の「コネクテッドカー」(つながる車)の市場拡大を踏まえ、ソフトウエアの開発組織を増強するそうです。

同社は昨年4月、コネクテッドカー用のソフト開発を加速するため、横浜市に「デジタルイノベーション室」を設置。新聞報道によると、今後3年以内に開発組織の人員を倍増(50→100名)させるほか、欧米やアジアへの拠点拡大も検討している模様。

商用車の走行状況やドライバーの運転状態を把握し、安全運行を効率的に管理するシステムを開発するなど、実績の積み上げを急いでおり、今後もソフト開発を通じて移動サービスの商機を取り込む考えのようです。

また、本年10月12日には組込みソフトウエアの開発を手掛けるイーソル(eSOL)社に1.7億円出資。

EV化や自動運転車の登場でECU搭載量が拡大するなか、電動化への対応をさらに加速させる必要が有ることから、イーソル社の知見も取り入れ、次世代環境車用の電子プラットフォーム開発を急ぐそうです。

Avanti Yasunori・画像:DENSO)

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【関連リンク】

DENSO
https://www.denso.com/jp/ja/

eSOL(イーソル)
https://www.esol.co.jp/

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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