ランボルギーニのオープンモデル「ウラカン スパイダー」初の改良新型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
ドイツ市街地でキャッチした開発車両はカモフラージュも少なく、新デザインが見てとれます。
フロントバンパーのコーナーエアインテークは立体感のあるデザインになり、リアフェンダー前部のエアスクープにはフィンを装備しています。リアビューでは、左右4本出しの排気口が「ウラカン ペルフォマンテ」同様にナンバープレート横のデュアルエキゾーストパイプに変更されています。さらにアグレッシブなディフューザーを装備し、エアロダイナミクスが大幅に向上すると見られています。
さらに、ランボルギーニの最新技術である、「アヴェンタドールS」で採用された「LRS」(ランボルギーニ・リアホイール・ステアリング)システムが採用されます。前輪の向きに対応して、後輪が少しずつ切れることにより、低速能力と高速安定性が改善されます。
もう一つは、アウディ「Q7」やベントレー「ベンテイガ」にも採用されている、48V電源システムです。コンプレッサー、及びサスペンションのスタビライザーの電動化により加速性や安定性が向上します。
心臓部には、5.2リットルV型10気筒NAエンジンを搭載し、最高出力は650psへアップすると見られています。
ワールドプレミアは、早ければ2018年内の可能性もありますが、2019年3月のジュネーブモーターショーが有力です。このフェイスリフト後、「ガヤルド」同様に「スパイダー」や「スーパーレジェーラ」などの派生モデルも期待されています。
(APOLLO)