リアルモータースポーツ並みの感動と興奮。「グランツーリスモSPORT」のアジア・オセアニア王者が決定!

10月6日から8日にかけて、東京・臨海副都心で開かれた東京モーターフェス。このクルマのお祭りと連動する形で、お台場MEGAWEBでは「グランツーリスモSPORT」のFIA グランツーリスモチャンピオンシップのアジア・オセアニア選手権決勝が開かれました。

「グランツーリスモSPORT」とは、PlayStation用ドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」シリーズの最新作。4K、HDRに対応した美しいグラフィックと物理法則に則った自然な運転感覚が自慢ですが、ゲーム内ではFIA(世界自動車連盟)公認のオンラインレース「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」が開催されており、この選手権で世界の頂点に立ったプレイヤーは、F1やWRCのチャンピオンとともに表彰されるというものすごい栄誉に恵まれます。

 

今回お台場で開かれたのは、その「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」のアジア・オセアニア地域チャンピオン、およびワールドファイナル進出者(10名)を決める決勝戦。日本はもちろん、オーストラリア、ニュージーランド、香港、台湾から計30名が集結し、凡人には真似できない「神レース」が戦われました。

初日の10月6日(土)には、ヨーロッパで行われるワールドファイナルへの出場を賭けた「ワールドファイナル出場者決定戦」を開催。激闘の末、日本、オーストラリア、香港から2名ずつ計6名が決定、さらに敗者復活戦が行われ、日本、オーストラリアから2名ずつ計4名がワールドファイナルへの切符を手にしました。

翌7日は、前日に決まったワールドファイナル出場者10名を対象として、アジア・オセアニア王者を決める「アジア・オセアニアリージョンチャンピオン決勝戦」を実施。ここでは地元日本勢が見事な走りを見せ、國分諒太(Akagi_1942mi)選手が「2018年アジア・オセアニアリージョンチャンピオン」の座に輝きました。

「しょせんテレビゲームのレースでしょ」と考える方がいるかもしれませんが百聞は一見に如かず。グランツーリスモ公式の特設ページからぜひ実況ビデオをご覧ください。単純なテクニックだけでなく、マナーやレース戦略なども含め、リアルモータースポーツと変わらぬ興奮が体感できるはずです。「俺も走りたい」と感じた方はぜひ「グランツーリスモSPORT」で参戦を!

【関連リンク】

ネイションズカップ アジア・オセアニア選手権 決勝(グランツーリスモ・ドットコム)
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/asia_final2018/

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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